2025年02月25日

TOKYOラーメン紀行 〜 中華そば屋 伊藤 【2024百名店】

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東京メトロ・王子神谷駅から歩いて10分弱。王子神谷といえば、二郎インスパイアの富士丸本店と迷ったが、2024の百名店を攻めたいのでこちらに。レトロな町中の商店街に、これまたレトロな町の食堂的な佇まい。狙ってそれっぽくしているのではなく、素で昔からそのまんま。メニューは「そば650円」と「肉そば800円」の2種のみというスーパーストイックスタイル。それぞれ、大盛が可。

先客は地元民2名のみ。3分くらいで着丼。煮干の灰色に濁ったスープはかなり少なく、麺が露出するくらい。刻み白ネギがちょこっと、豚の肩あたりのブロックが5個くらい。すすって、煮干の穏やかな出汁と甘み!スタンダードだが、これがいいんだよな〜のベーシックを地で行く煮干。麺は加水率低めの角形ストレート。モニュ感があって旨いな。豚は肩ロースブロック、柔らかくて適度に甘みも抜けている。地元の奥様グループがやってくる。百名店巡りのラーメンマニアというより、地元のラーメン屋に通う近所の人々といった感じ。ホンワカした気分で、午後の仕事先へ向かった。

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2025年01月23日

TOKYOラーメン紀行 〜 ラーメン二郎目黒店 2 3.73

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18:56着席、8席のウチ4人ずつ提供のスタイル。コールはヤサイ、ニンニク、アブラ。「マシ」でもほとんど増さず、「マシマシ」だと逆に減らされるとかいう真偽不明の噂あり。ニンニクマシマシとか言ってるお客さん、通ったのか?
 
19:01着丼。これぞ二郎!な見た目。豚は1cm弱の厚さなので二郎としては初めて見るほど薄い。見た目、「ブタ」というより「チャーシュー」の範囲だな。普通のラーメン屋でこれほどの厚さはまず出ないけど。ヤサイは事前情報どおり、コールしてもやはり少ない。これだけ待った一杯なのに、宮っ子みたいに何枚もスマホで「パシャー!!」とか、1枚もせずにかぶりつく玄人ばかり。
 
レンゲがないのが、ここの店。丼から直接すする、
うんめぇ〜!!!(心の声)
非乳化なのでキレがすごい。店の入り口、真後ろ全開だから熱々スープが余計に旨い。ヤサイはシャキめだな。豚はほぼ赤身100%、冷えてるのでスープに浸して柔らかくする、ホロホロではないがパサつくこともなく柔らかでいいじゃな〜い。麺はゴワゴワめ、ワシワシ。これがいいんだよねえ。
 
麺バー(同ロットの他者3名)がみな小ラーメンなので、ロットを乱さぬよう焦る。右のサラリーマンが早い。左の壮年男性はレンゲ持参という強者。インスパイアも含めて久しぶりに満足の二郎だわ。

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ヤサイをクリアし、ご対麺〜。ゴワゴワがたまらない
 
○結論
大盛豚増し、今の私にはちょうどいい選択だった。19:10には平らげて退店。店員さんは丁寧で、ピリピリ感はなかった。でも行列が凄まじいし、ロットから完食が遅れないようにというプレッシャーはかなりあったかな。味わうというより、かっ込む。全てがスピード、完食に意識集中。ゆっくり楽しめたら最高なんだが、この高回転が超絶コスパを実現してるので、客が協力しなければならない。初めて見たのが、鍋二郎。近隣住民と思しき男性2人組が、大きな鍋を持ってやってきた。これが今や珍しくなった、鍋二郎か。店員さんも快く対応。
 
帰り際の行列は55名くらいになってて驚愕。早い時間は高校生も見られたが、いかにもサラリーマンばかりになってたな。東京の二郎は、やはりすごい。

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帰り際の大行列。ラーメン店でこの規模、初めて見たわ。
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2025年01月22日

TOKYOラーメン紀行 〜 ラーメン二郎目黒店  3.73

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いやあ来てしまった、ラーメン二郎の超有名店。ここ数年の物価高で、数ヶ月間を空けるとグイグイと値段が上がって驚かされるラーメン業界。その中でつい最近まで、デフォルトラーメンが500円という神がかり的な安さと旨さで二郎ファンを虜にしてきた、都内の超有名店だ。今日は東京への外勤で、帰りがてら新宿あたりで食べていくはずが、少し早く予定が終わったので意を決してメグジへ。

18:08着、開店直後なのに並びすぎ!店前は8名くらいが並ぶと聞いていたが密!密!密!12名くらい並んでる。向かいに8名、飛び地に10名くらい。総勢30名?せっかく来たんだし並ぶしかないわ。すぐに後ろにどんどんお客さんが蓄積していく。通りがかりの地元の高校生が、「これでも今日は少ない」。マジかよ・・・
 
18:37食券購入。小の豚ダブルか、大の豚増しか。さんざん迷ったが、後ろの学生が「少ない」とか言って大を買ってるのに勇気づけられ、大ラーメン豚入り800円。豚Wはやめといた。初見の店で調子こくと、えらい目に遭うからな。周りを見ると、小ラーメン豚入りもしくは豚Wが人気のようだ。厨房から遠目でも客のオーダーが視認できるよう、食券はカラフルなプラスチック札にしているのだろう。

〜続く
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2024年12月30日

TOKYOラーメン紀行 〜 創作麺工房 鳴龍  【2024 100名店】3.87

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30日だが東京で仕事・・・
仕事納めだし、酷寒で真っ暗な中、始発電車に乗って東京のミシュラン1つ星獲得店へ行ってみよう。
AM8:00から整理券配布。8:06にJR大塚駅着、店に近づくと、いま整理券を取ってきました的な男性とすれ違う。一瞬しか見てないが貴殿の佇まい、紙のサイズ感、絶対に整理券とお見受けした。店頭のタッチパネルで13:00の回(残り1名)をゲット!すぐ後に別の男性客がやってきて、滑り込みだった。私はいつも、駅からラーメン屋までダッシュしてる。

午前中で仕事を済ませ12:55に帰還。6名くらい並んでる。予約時間に並んでもあくまで目安のようで、30分近く寒い日陰で待つことになった。だがミシュラン店だし、2時間とか並ぶよりはるかにマシだ。今年から整理券配布になって、凄く助かった。
 
13:23入店、担々麺1,300円とチャーシュー300円、替玉100円。今時100円とは格安だな。7分ほどで着丼、混ざりきったスープではなく、やや透明度のある下地に、濃厚な濁りが上に乗る感じ。すすって、おお・・・ なんともいえぬクリーミー、辛さ、甘さ、旨さ。担々麺の経験が浅いので表現が乏しいが、これは旨い!麺は博多豚骨のような極細ストレート。麺の間に濃厚なスープを持ち上げるのがいい。

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特筆すべきはチャーシュー。というか、ローストポーク。畳まれて3枚だが開くとかなり大きくて、1枚で100円?2倍は取っていいんじゃないの?という感じ。これがシルキー!肉の本来の旨味!柔らかさは絶頂!で、今まで食べたレアチャーシューで間違いなくトップレベル。そのまま頂いたり、スープを纏わせたりと楽しむ。替玉は結局、2回頼んだ。今年の食べ納めだしね。次の来店は何年後になるか分からない。

年の瀬に大満足の一杯でした。醤油or塩と、担々麺を連食していた方々もいた。ああ、その手があったか。店内はかなり外国人も多い。さすがはミシュラン店。15年くらい前に近所の南大塚公園のあたりに何回か来たことがあって、桜並木を懐かしく眺めて帰ってきた。

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2024年12月15日

TOKYOラーメン紀行 〜 中華そば 鴨福 【2024 100名店】

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西東京へ出張。最高気温9℃と凄まじく寒い日。八王子駅からダッシュ、10:41店着で先客10名。10分くらい前に金髪の女性が出てきて説明してくれる。鴨大好き兄さんがプロデュース、その日の食材を使うため次回と同じとは限らないため一回一回を味わって欲しいとのこと。
11:33着席。カウンター4名、小さなテーブル2名×2。カウンターに通される。醤油、塩、担々麺が1,600円。特製1,800円。最近の食べログ口コミで、担々麺を推す声があったので担々麺。

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今日のメニューと食材。事細かに記されている

同ロットの3名は醤油、担々麺、塩とキレイに分かれた。旨そうな焼豚の塊を切って、炭火で炙っていく丁寧な仕事ぶり。小松菜や鶏胸も炙っていた。
着丼、一般的な担々麺とは異なりオリジナルでなんとも美しい一杯!すすって、クリーミー!マイルドさと辛さが絶妙。麺はきしめんをさらに大きくしたような、うどんに近い食感。特製トッピングは焼き鴨、鶏胸、焼豚。濃い卵黄があり、好みで浸けて食べるようにとのこと。坦々スープに浸けるとマイルドで旨い。

ワンタンは皮が大きく、麺とかなり近い感じ。鶏胸肉は噛み切り感が過去最高にいい。大食いな私だが、大盛無しの同店でもそれなりに量があり、腹は満たされた。12時前に退店、店外に客待ち6名。非常に丁寧な接客が印象的。12月中旬時点で、食べログ東京100名店の8位という超高得点。

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麺リフト。ご覧下さい、この幅広麺を!
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2024年12月09日

TOKYOラーメン紀行 〜 松戸富田麺絆 東京駅

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東京駅の松戸富田麺絆(まつどとみためんばん)。昼食をガッツリ行ったので夜は軽めにと思いきや、夕方になって急にお腹が空いたので、新幹線で帰る前に東京駅周辺で探す。以前から気になっていた、東京駅前・KITTEの超有名店。並で麺量(茹で前)320gというボリューム。KITTEの地下1階にある。東京駅のラーメンストリート的な「ラーメン激戦区」なる通りに、ラーメン専門店が4.5軒連なっている。18:15頃、並びは無い。30人くらい入る、無機質でスタイリッシュな店内。雰囲気と言うより、席数と回転率重視の超効率的な店舗。ラッキーにも、数席空きがある。

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見るからに力強い極太麺

チャーシュー盛り1,600円。味玉乗せを頼みかけたが、麺量320gだぞ。踏み留まった。場所柄、客はいかにも仕事帰りのリーマンばかり。テンポ良く着丼、平たい皿にドドンと存在感のある薄褐色の麺。左に、魚粉の掛かったいかにも濃厚なつけ汁。奥にチャーシューが2種。おすすめの食べ方通り、まずは麺だけ。グギュッと力のある噛み応え。つけ汁はどろんと超濃厚、東京駅の六厘舎に近い感じ。メンマやネギ、少々豚が入ってる。

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これは濃厚だわ。一発で分かるドロドロ具合

浸けて、旨い〜。半分くらいつけるのがオススメと書いてあったが、私は全部浸けるな。チャーシューは燻製味ある焼豚3枚、大きくて厚みも2mm以上あるレアチャーシュー、ボリュームは抜群。これであの超有名店の直系が、この超優良立地で1,600円とはコスパかなり良くないか。近くにあったら並んでも通うわ。6,7人並ぶ時間帯もあったが、席が多くオペもいいのですぐ入れる。とにかく食べるだけの店の作りだが、回転の効率は最高。

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デカいチャーシュー。存在感抜群。これなら価格も頷ける
posted by 宮っ子 at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | TOKYOラーメン紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月29日

映画の勧め 「ガンニバル・シーズン2」



ずっと待ちわびていた、ディズニープラスの連続ドラマ【ガンニバル】の続編。

岡山県の人里離れた集落に赴任した警察官一家が、根強く残った日本の因習に翻弄される"ヴィレッジ・ホラー"だ。古くは「八つ墓村」に代表されるように、現代社会と隔絶された山村・離島を舞台とした、日本映画の王道ジャンル。すでに扱われ尽くした感はあるが、ガンニバルで扱われるのは人類最大の禁忌・人肉食だ。江戸時代さながらの風習を守りつつ、スマホを自在に操る村人など、まさにこの瞬間を描いているのが新鮮。
 
日本の隅々までインターネットが行き届き、小学生でさえスマホを持つのが当たり前の2020年代。しかし日本のどこかに、わずかにでも秘境が残されていて欲しいと願う現代人の妄想を、ありのままに描き出してくれる。
 
youtubeで流れてきた導入編に、一発で惹き込まれてしまった。テンポ良く、期待に忠実に、かと思えば一瞬で裏返してくれる意外性。1作目から続編を望む声が高かったが、2025年3月の最終章公開が公表された。グラディエーター2を観た直後に、こんな贅沢が許されるのか。今から3月が待ち遠しくて仕方がない。
posted by 宮っ子 at 08:33| Comment(0) | TrackBack(0) | □ 書籍レビュー □ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月25日

落穂(おちぼ)拾い

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どう見ても風情などありゃしないポリ袋

『落穂拾い』(おちぼひろい)は、1857年にフランスの画家ジャン=フランソワ・ミレーによって描かれた油彩作品。ミレーが描いた農民画のひとつで、『種まく人』『晩鐘』とともにミレーやバルビゾン派絵画の代表作と位置付けられている。(Wikipediaより引用)
 
ハイソな人々の間ではクラシックな芸術作品を指す「落穂(おちぼ)拾い」。しかしカメ愛好家の間では、また別の意味を持つ。
 
一気に寒くなったこの週末、近くの公園へ落ち葉を集めに出かけた。カメの冬眠に使うから。空気を多く含む落ち葉の層は、陸生カメ類の冬眠に最適だ。カメの上に、湿らせた落ち葉を厚めに掛けてやる。これだけで霜除け、日差し除けになって安定して冬眠させられる。
この時期になるとカメ愛好家のSNS上で【紅葉狩り】などの風流なワードが飛び交うが、それは季節変化に誰よりも敏感なカメマニアのみが成せる、優雅な感性の現れに他ならない(???)。
 
ということで、私も"落穂拾い"に行ってきた。雨で少々濡れていたが、それもまた良しか。しっかり冬眠させよう。来年の繁殖シーズンは、もう始まっている。

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単体で使うなら"落ち葉"だが、「拾い」を用いるなら"落穂(おちぼ)"。そういうものなの、日本語は。
このまま春を待つトウブハコガメ。たまに湿らせよう。
posted by 宮っ子 at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | □ カメ飼育日誌 □ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年11月18日

TOKYOラーメン紀行 〜 富士丸 西早稲田店

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二郎インスパイアの中でも非常に人気のある富士丸系。元はラーメン二郎の1店舗だったそうで、現在は4店舗を展開しているようだ。聖地とされる神谷店は並びが凄そうだったので、比較的行きやすそうな西早稲田店に。

1.独特のコール
二郎のような、無料トッピングのマシ・マシマシはやってない。増したい場合はニンニク、ちょいヤサイ、ちょいアブラまで。それより上は有料トッピングとなる。だが「ちょい」だけでも普通にマシくらいに相当するらしいので、初めてだし「ニンニク・ちょいヤサイ・ちょいアブラ」で行ってみた。結果、大正解!普段増さないアブラもプルプルで甘くて、けっこう食べてしまった。

2.クッタクタの柔らかいヤサイ
えどもんど → 俺の生きる道 → 富士丸 と富士丸系(インスパイア含む)を経験してきたが、共通しているのはクッタクタに茹でられた"ヤサイ"。モヤシなんかもう舌の上でゼリー状にとろけるほどで、濃いめのスープや麺と絡めて食べると、モヤシってこんなに旨い食べ方があったんだって驚かされる。ちょいマシで大正解。よく茹でられたので嵩がかなり減ってるが、生ならかなり多いと思う。

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天地返し。ドドーン!

3.歯応え残る、ゴワ感太麺
ここはちょっと固めに茹でられるのがデフォルトらしい。はじめは「??」という感じだが、慣れると小麦感が強くて癖になってくる。やや乳化したスープが太麺に絡み、旨い〜。ノーマルの麺量は400gとかなり多い。食べられなくはないが翌日までもたれるので、宮っ子は300gの「少なめ」にした。これでも普通のラーメンの倍量なんだけど。私に二郎系は、300gがちょうどいい。

○総評
今回ミスしたのは、卓上のカエシ。最初、この系統にしてはやや塩気が抑えめな気がしたので、2回ほど回しかけてみた。麺はいい具合に味が付いたが、後半スープと混ぜると塩味が強く・・・ 調子に乗ってかけ過ぎてしまったようで、最後にスープをあまりすすれなかったのが残念。だが甘めのスープは実に良かった。ちょっと乳化した感じもコクがあっていい。
富士丸は有料オプションの"ブタカスアブラ"、生卵に麺を付けてすき焼き風に食べるのもいいそうだ。初めてなのでスタンダードなラーメンにしてみたが、次回はぜひ”ブタカスアブラ”も試してみたい。いつか、聖地の神谷本店も行くぞ!

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300g完食〜。豚増しは凶悪な量になるようなので、私には増さなくてちょうどだった。
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2024年11月16日

TOKYOラーメン紀行 〜 RAMEN MATSUI 新宿御苑前

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妻に内緒の有休、東京のラーメン店巡り2軒め。すでに日野市のメヂカそば吟魚で特製大盛を食べていたが、頑張ればもう1杯くらい入りそう。グラディエーター2は新宿歌舞伎町のTOHOシネマズなので、近場の有名店を。

以前からYAHOOなどにも取り上げられていたので、非常に気になっていた。新宿駅から丸ノ内線で2駅、新宿御苑前駅で下車。ランチ時を外れていたためか、いつもはかなり並ぶようだが外に全くお客さんがおらず、見過ごしそうになった(中に1名いた)。2杯めなので、シンプルに塩ラーメン1,200円。厨房スタッフはストイックな黒の仕事着で統一されている。麺は茹でた後、一度平ザルにあげて麺を整えている。なので出来上がりの麺線が非常にキレイ!付け合わせは大きなレアチャーシュー1枚、小松菜、白ネギ、メンマ、柑橘類(ライム?かぼす?すだち?)とあっさりシンプルなメンバー。

すすって、おお… 柔らかに旨味が拡がる。塩気は薄めなので、一口含んだ瞬間にうっま!みたいなインパクトのあるタイプではない。昆布や宍道湖のしじみ等で取った出汁がゆっくり、ゆっくり染み渡ってくる。こういう旨さもあるんだな。熱を通したくないので撮影後すぐに避難させておいたレアチャーシュー、柔らかくて肉本来の旨味が最高。ガッツリジャンキーなラーメンを力いっぱい食べたい人(私はかなりそう)には向かないが、洗練された1杯をじんわり楽しみたいときに最適だと思う。

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posted by 宮っ子 at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | TOKYOラーメン紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする