2015年02月28日

ダメよ〜ダメダメ! 〜 知ろう、守ろう!日本の動物 〜

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やけにシュールなパンフレット。

今日は、横浜の野毛山動物園へ行ってきた。目的は、【知ろう・守ろう・日本の動物】。ツキノワグマ、ニホンカモシカ、アナグマ… 日本の野生動物の現状や保護・繁殖プロジェクトについて、専門家や現職の飼育員さんが講演してくれるという内容だ。

今回は、昨年11月にリュウキュウヤマガメの繁殖に成功した野毛山動物園の爬虫類担当氏が、その飼育繁殖技術を秘伝して下さるというではないか。遠い異国のホウシャガメやクモノスリクガメの繁殖にコンスタントに成功されている、カメ界の魔術師。事前予約必須の講演だが、知ったのは今朝!時すでに遅く、定員は満員。だがモエギやジャノメイシガメなど、ウチの亜熱帯チームに生かせる情報があるかもしれない。どうしても聞きたい!ここは玉砕覚悟で行くしかない!
ということで今日の予定をブン投げて、急きょ上り電車へ飛び乗った。H樹よゴメン。

〜 所感 〜

「余裕あるので、いいですよ!」 …門前払いを覚悟していたが、最大の関門をあっさり通過。無事、椅子を確保することができた。
結論から言うと、失礼を申し上げるが真新しい・革新的な発見は無かった。2013のSCAPARAでのホウシャガメの繁殖の講演では目から鱗な衝撃を受けたものの、今回に限ってはそれはなかった。だがその種の現地の環境や気候を調べ、制約のあるなかで可能な限り再現するという、基本がなによりも大事だということ。自分の方向性が間違っていなかったことを、強く再認識させてもらえた。

講演の前に、リニューアルした爬虫類・両生類館を覗いてみた。明るく・広く様変わりした同館だが、気付いたかな?爬虫類のケージの奥に、小さな覗き窓があることを。その向こうには一般客が入ることのできないバックヤードが意識的にチラ見せされており、廊下のコンテナ群や、乾季設定中のホウシャガメ・ヘサキリクガメの姿を垣間見ることができる。
その一場所に発見したのが、現地の気候のプリントだ。遠い異国の日本にあっても、常に現地の気候を意識できるように、という狙いだろう。アタマに入れておくだけじゃ、忘れてしまうからな。こういう細かな意識付けや仕組み作りは、飼育の上で非常に参考になる。

   ※   ※   ※

本当は、もっとコツやディープなテクニックがあったのかもしれない。時間に限りがある中で、大まかな概要しか話せなかったのかもしれない。だが革新的な発見こそなかったものの、試行錯誤でやってきた自分のスタイルが間違っていなかったことを、再確認させて頂いた。また天然記念物だからといってエキセントリックな飼育法を要するわけではなく、基本が大事なのだと、強く実感させられた。
こういうのは、すごい刺激になる。閉じこもってるだけじゃ、インプットも限られるしマンネリ化するからな。これからもアンテナを高く掲げていこう!

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リュウキュウヤマガメの展示。みな、素通りしてゆく… 地味だからねえ。しかし、奥に何やら小窓があるぞ!?

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これは!現地の気候図ではないか。常に意識することが大事だ

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ホウシャガメ!場所によってはこんなシーンが見られる

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昨年殖えた、リュウキュウヤマガメベビーの様子。段差克服の枝など、細かな配慮が伺える
posted by 宮っ子 at 22:24| Comment(4) | TrackBack(0) | カメ飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月24日

なんと、ウナギだった!

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網の中でぬたうちまわる、黒光りした異形(いぎょう)の正体ー 鰻だった。ガチで、天然のウナギだった。それも、小魚ではない。50〜60cmはあろうかという丸々と太った成魚が、網の中でのた打ち回っているのだ。思いもよらぬ珍客に、奇声を上げる男子3人。

写真を撮ろう!私は鰻をバケツに入れ、土手上の車へ戻った。たまたまカメラを持っていた友人Nが、ヘッドライトの前で写真を撮ってくれた。どうする?食べる?興奮のるつぼの、男衆。だが捌く技術もなければ、焼く方法も知らない。何より、せっかくの鰻がもったいない。よって、学内の池に放すという意見で一致した。

「ちょっと待って!」バケツの水が少なかったため、水を足しに川へ降りる宮。だが並々に水を注いで、土手を駆け上る途中で、悲劇は起きた。宮っ子があまりに水を入れすぎたため、鰻がぬるっとジャンプして、バケツから飛び出てしまったのだ。真っ暗闇の中、土手を滑り落ちていく鰻。慌てて追いかけたが、後の祭り。泥だらけになりながら必死で川を浚うも、2度と異形が網にかかることはなかった。

   ※   ※   ※

時はすでに、0時過ぎ。元の狙いのスッポンも捕れず、ウナギには逃げられ、空虚に立ち尽くす男3人。だがこんな小川に鰻がいただなんて、しかもそれを掬っただなんて。ある種の達成感に包まれた青年たちは、恍惚にも似た表情を浮かべ、暗闇の土手に佇んでいた。
青春の静岡を離れ、もう10年以上。あの小河川が今ごろどうなっているか、遠く離れた今は知る由もない。だがあの時の興奮は決して色褪せることなく、脳裏に焼き付いて離れない。
posted by 宮っ子 at 09:00| Comment(10) | TrackBack(0) | カメ飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月22日

鰻の思ひ出

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宮は静岡にいた学生時代、ウナギを捕ったことがある。「釣った」ではない。ガチで、「捕った」。

当時は今ほどではないが亀を飼育しており、細々と殖えていた。大学の友人も宮のカメ好きを知っており、ある時友人Nが教えてくれた。市内の小川で、スッポンを捕まえたと。
ウチの大学には県から、淡水魚の生息数調査依頼が来ていた。全国的に数を減らすなか、保護のためには棲息状況の正確なデータが必要というわけだ。彼はそのバイトで川に入って網をザブザブしていたら、その年生まれと思しき子スッポンを掬ったという。小学生以来の好奇心が、むくむくと鎌首をもたげてくる。これは、行くっきゃない!

宮、友人N、同じく生き物好きの友人Y。まだ夏休みという9月はじめの夜、青年たちは市内のとある小河川に集まった。友人Nが釣り人スーツを持っていたため、腰まで浸かることができた。また丈夫で本格的な網を持ってきてくれたため、ガッツリ探ることができた。ピチャピチャ跳ねる、小魚たち。モソッと蠢く、モクズガニ。小学校以来の水遊びに、興奮を覚えずにはいられなかった。夢中で、小川の水草を掬いまくった。

友人Nが、子スッポンを捕獲した時の様子を再現する。この水草のあたりを、こうやって… 真似して掬う、宮。何度か試すうち、大きな細長い生命体が突然、網の中でのた打ち回った。これは、いったい!!

〜 続く
posted by 宮っ子 at 16:29| Comment(6) | TrackBack(0) | カメ飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月21日

ようやく全体を出した!

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先月、はじめて餌を口にしたモエギ太郎(仮)。ガチシャイで当初は全く顔を見せなかったが、餌を食べ始めたころから、性格にもわずかに変化がみられるように。これは、つい先ほどの様子。手に持っても時間をかければ、他の個体と同じように全身を出すまでになってきた。

こういう慣れって、大事ではないかな?飼育者を、「無害なもの」と認識させること。飼育者はカメからすれば、天から見下ろす大巨人、リアル・ダイダラボッチ。巨大ボッチが毎日のように、カメを覗き込んでくるのだ。これのどこが、平穏な日々と言えようか?ボッチを外敵と思っていれば、我々の接近はカメにとって大きなストレスだ。

だがボッチが無害、いやむしろ味方だと分かれば、カメのストレスも軽減されるはず。餌は小分けにして餌やりの回数を増やせば、慣れの機会は多くなる。またある程度の頻度で触れることも、「慣れ」の観点で言えばそれに近い。
モエギは特に神経質でストレスを感じやすそうだから、これがうまく作用すればいいのだが…
posted by 宮っ子 at 20:58| Comment(6) | TrackBack(0) | モエギハコガメの囁き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月19日

やっぱり、水が汚れるな…

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今日はほんのり、暖かな朝。ここんとこ強烈に冷え込んでただけに、一気に春めいたように感じたな。まだ寒い日が続くけど、こうやって徐々に春になっていくんだなあ。

そろそろ冬越しも大詰めの、亜熱帯アジアン水棲チーム。帰宅後、1週間ぶりにジャノメの越冬ケージを覗いてみた。すると、水が!汚れている!悪臭を発してるとかではないんだが、透明度が失われ、やや濁った感じ。水面には泡が立ってるし、有機物が溶け込んでいるのかなあ。
今シーズンから気づいたんだけど、冬でも水って、汚れるんだね。餌はやらなくてもガチ冬眠はしてないから、しっかり代謝はしている感じ。なんだか出すものも出してるっぽいし、水替えで綺麗に保たなきゃダメだね。去年までは冬も後半になると鼻先が白く侵されていたが、それも水替えしなかったからなんだろう。当たり前っちゃあ当たり前なんだが、こんなことでも知らなかったんだよ、宮っ子は。これも宮には新鮮な発見なんだ。

急いで水を替え、再び静置。あと2週もすれば、室内越冬チームは早めの冬明けだ。
posted by 宮っ子 at 20:05| Comment(4) | TrackBack(0) | ジャノメイシガメの煌めき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月17日

2発目も、順調に−

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隊長!発見であります!確保しますか?

今年の2発目も、フロリダだった。先月産んだ個体。実は14日の時点で初めての穴掘りがあったのだが、産卵用土の湿り気が足りず、途中で断念していた。それから1日、2日経つも、穴掘りの気配はなく。こりゃ長期戦か… と覚悟しはじめたところで、今日帰ると既に埋戻し中。しっかりと穴を踏み固めているところだった。

この個体は導入時から、産卵までの間隔がやたら長い。1か月なんてのもザラ、2か月以上持ってたこともある。ヤキモキさせられるんだよなあ、飼い主が。しかもずっと産室に入れとかなきゃならないから、次が詰まるし。
ともあれ4週間かからずの産卵なら、まずまずのペース。特に繁殖が難しい種類じゃないので、フツーっちゃあフツーなんだが、去年のウチはとてもフツーじゃなかったからね。"普通"がいかにありがたいことか、実感する。明日はしっかりと、栄養補給させてやらなきゃだな。

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産室から取り出しても、埋め戻しモード。スイッチが入ると、産卵マシーンと化す
posted by 宮っ子 at 20:11| Comment(4) | TrackBack(0) | フロリダハコガメの嘶き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月14日

〜世界ぐるっと爬虫類探しの旅〜 レビューその2

世界ぐるっと 爬虫類探しの旅 〜不思議なカメとトカゲに会いに行く [単行本] / 加藤英明 (著); エムピー・ジェー (刊)

そして飼育の大きな参考になったのが、現地の環境だ。

たとえば、南アフリカに生息するソリガメ。植物もごくまばら、それも乾燥に特化した多肉植物ばかりという、極限の地に棲むリクガメだ。彼らの生息地はいわゆる、"乾燥帯"。暑くてカラカラで、夜は寒くなる− 乾燥帯の爬虫類というと我々はそんな環境をイメージし、水場もない極端な高温乾燥に曝してきたのではないだろうか。
たしかに日中の地表は、絶えず太陽の照りつける炎天下だ。だがいかに乾燥地に適応進化してきたとはいえ、我々と同じ脊椎動物だ。生命維持の根源的な原理は、そう変わらないはず。彼らは好き好んで、自ら過酷な環境へ飛び出していくだろうか?

答えは、Noだ。暑熱の時期、"極限のSurvivor"たちは植物の根元や岩陰に潜り込み、日中の焦熱地獄をやり過ごす。少し掘ればわずかながらも湿気が存在し、乾燥からも逃れることができる。日中に暖まった岩石は夜になっても適度な温もりを維持し、砂漠の冷え込みから守ってくれる。彼らが活動するのは、日の出・日の入りの涼しい時間帯だけだ。「乾燥帯」の一言では表しきれない、真実がそこにあった。かつて多くの爬虫類飼育者たちは、これを見過ごしてきたのではないだろうか?

      〜      〜      〜

私は所詮、日本を出ることのない身だ。いくら本を読んだところで現地の経験に勝るものはなく、全てを分かったようなしたり顔は愚行以外の何ものでもない。しかし確かな写真の腕と、状況を的確に伝える加藤氏の表現力。少なくとも現地の情景を思い描くには、この一冊でも十分なはずだ。

1枚1枚の写真に目を点にし、フィールドでの事欠かないエピソードにほくそ笑み、吸い込まれるようにページをめくる。本を閉じるころにはいつしか、自分が本当に現地で爬虫類たちに出遭ったかのような錯覚に包まれているに違いない。

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出遭った錯覚に包まれている、みーちゃん。行きたいニャ…
posted by 宮っ子 at 10:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 戦慄の書籍レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月12日

来たぞ次鋒! 〜 ユカタンも快調に

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先月末、先鋒のフロリダが快調な産卵を見せてくれた。2月中盤の今日、次鋒に動きが。ユカタン♀が、ご懐妊だ。

これは嬉しい!まず、時期が嬉しい。いつも夏設定にして、2か月近くしてからの抱卵だった。しかし今年は、40日強!抱卵まではまだまだとは思っていたが、年初の産み落とし事件もあったため注意深くチェックしていたら、この時期に来てくれた。

これは、昨夏シーズンの改善の結果ではないかな?昨夏は暑さや騒音に曝さずストレスなく飼育できただろうし、従来の設定を見直し、いろんなことを改善してある。それが、繋がっているんじゃないだろうか。フロリダに続きこちらでも順調な産卵・有精卵が取れれば、今期の方向性はほぼ見えたと言えるだろう。頼む!繋がれ!君は重要な試金石だ。しばらくは朝のメンテナンスのために、早起きを続けなければならないな。
posted by 宮っ子 at 19:38| Comment(4) | TrackBack(0) | ユカタンハコガメの閃き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月11日

この本がためになる! 〜世界ぐるっと爬虫類探しの旅〜 レビューその1

世界ぐるっと 爬虫類探しの旅 〜不思議なカメとトカゲに会いに行く [単行本] / 加藤英明 (著); エムピー・ジェー (刊)

以前紹介したけど、すごく好きなので改めて。飼育のヒントもそこかしこ。

エムピージェーから出版されている、「世界ぐるっと爬虫類探しの旅」。幼い頃から爬虫類大好きな加藤英明さんが、珍奇な爬虫類たちと出会うべく、世界中のフィールドを駆け巡るという内容だ。ガラパゴスのゾウガメ、トルクメニスタンのオオクチガマトカゲ、南アフリカのソリガメ・・・  いやあ、これがおもしろかった!
      ※      ※      ※

まず感じたのは、実際に出会うことの難しさ。たとえば、日本じゃホームセンターでもゴロゴロ売られているリクガメたち。種によっては子どものお小遣いでも買えてしまう値段だが、フィールドでの棲息密度は驚くほど低い。しかも実際の棲息地はかなり限られているため、そもそも場所を掴むのが難しい。

そして、フィールドで動くことの困難さ。野生生物の多くは人間の活動によって本来の生息域を追われているため、見られるのは多くの場合、いわゆる「辺境の地」となる。果てしなく広がる、砂漠や密林− 生物の気配を掴むためには彼らの目線になって、自身の足で歩かなければならない。想像を絶する高温や多湿が、容赦なく体力を奪ってゆく。欠かせない水や食料・就寝具だって、誰も与えてくれない。大荷物を背負い、道なき道を行く。

行く手を阻む厳しい自然、常に付きまとう毒蛇や毒虫の危険。政情不安定の地では強盗や密猟者など、人間すらも敵になる。その中で情報を集め、選択し、自らの判断だけを頼りに道を切り開かなければならない。爬虫類たちに出遭える保証など、どこにもない。日本から何日も、何10万円もかけて行ったって、野生生物には関係ない。拭い去れない不安が、冒険者を襲う。

だがそれ故、実際に出会えたときの感動は何ものにも代えがたいことだろう。日本じゃ一般種扱いのロシアリクガメだが、加藤氏がウズベキスタンの大砂漠で寝床の穴から引っ張り出したときには、思わず立ち上がって拍手を送りたい気分になってしまった。

〜 続く
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2015年02月10日

セカンド拒食、打開する−

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メシ?いらねーよ!!

先月劇的な拒食打開をしたモエギ
だが… 2日連続で接食した後、再び拒食に突入した。どうしたんだ?何が気に入らないんだ?食べ始めたころと、環境は何も変えていないのに。ったくわからんカメだよ、モエギは。
しかしこの環境でイケたんだから、もう少し粘ろう。いま強制給餌でストレスを与えたら、またスネてしまうかもしれない。2日の食事で少しは蓄えもあるだろうし、1か月の長期戦も覚悟だ。

…以来一切食べず心配したが、3週間が過ぎた今朝、カメプロス単体を与えてみると… 久しぶりに行った!わりとすぐに、もしゃもしゃと。再び来てくれると信じていたが、やっぱり嬉しいね。餌を喰うのがこんなにありがたいだなんて。
そしてわずかずつだが、引っ込まなくなってきたように思う。こういうのを繰り返して、状態を上げて行けるかな。

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喰う喰う、モエギ


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2015年02月07日

冬レプ2015、入場者はダウン―

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1日目は7,233名の皆様にご来場頂きました。
2日目は10,672名の皆様にご来場頂き、2日間合計で17905名がご来場されました。


レップジャパンのブログを覗くと、2015冬レプの入場者数が発表されていた。

おお、けっこう行ったな!やっぱり2日目の方が入るんだね。静岡ではテレビCMを打ってるし、2日目には物見遊山で地元の一般層がたくさん来るっぽい。しかし2014年冬レプに比べ、入場者は2000人近くのダウン。これ、しょうがないよな… 

だって、イベント多すぎだもの。冬レプ、東レプ、九州、大阪、夏レプ、名古屋、冬東レプ… 今度は九レプも年2回になるんでしょ?1年中やってて、イベントのプレミア感が薄まっている。
以前は春の東レプでシーズン開幕!というのが、関東の愛好家間の感覚だった。そして最大の夏JRSに、ものすごい期待感があった。最大のお祭り、大本命。そして秋のとんぶり・HBMという、全くコンセプトの異なるブリーダーイベントで幕を閉じる。棲み分けもできてるし、適度な間隔があった。でも今や蟲系イベントも乱発、ひと月に1回はイベントあるんじゃないかな?

イベントで捌けるためか「これぞ!」な目玉も少なくなった気がするし、なによりもショップさんの疲弊が心配だ。神戸のぶりくらに出てみて分かったけど、あの規模でもけっこう大変。それが膨大な数を用意するショップさんは、パッキングから交通費やら宿泊代やら、何が何だか。おまけに1年中のイベント価格に慣れると一般のお客さんは、店頭通常価格では買わなくなってしまうだろうし。

2014夏レプ、2015冬レプと、2回続けての前年比ダウン。でも熱が冷めてるというよりは、イベントが多すぎて分散してるだけではないかなあ。この前、東レプに行った関東組からすると、2か月経たずに静岡ってのは間隔短すぎだもの。東京周辺のカメ友さんも、冬東レプは来ても、冬レプへは軒並み不参加だったし。
でも冬でこれだけ行くなら、すごいことなんじゃないか?これからもいちファンとして積極的に足を運び、肌で空気感を感じていきたい。
posted by 宮っ子 at 09:29| Comment(10) | TrackBack(0) | 怒涛のイベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月04日

いったい、誰がやる? 〜 協会の運営を 〜

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熱く語る、富水氏。お馴染みの派手な衣装で


実は数年前にも、有志で協会設立の話が上がったという。しかし、ほどなく頓挫した。理由は、協会に心血を注げる人物がいなかったから。RepJapan白輪氏、大御所ライター富水氏、爬虫類業界の大手ショップオーナー。すごいメンツが揃ったものだが、それぞれに大事な本業があるのだ。協会の仕事は、並大抵の業務ではない。トップをひた走る多忙な方たちが、とても本業の片手間にできることではないのだ。

だがそんなこんなしてるうちにも、どんどん状況は変わっていく。逆風は、勢いを増してゆく。今やらずして、いつやるんだ!と、再び有志が立ち上がった。まだ、具体的に何かが決まっているわけではない。前途は多難だ。しかし今動かねば、この世界は確実に迷走の時代に突入する。熱い男たちが、今再び始動したのだ。

   〜   〜   〜

…たしかに今までのこの世界は統率がないゆえに、力を持たなかったのだろう。これが統一組織ができることによって、行政とも渡り合える大きな力を持つ。また法整備の際も、重要な決定事項を速やかに末端へ下ろすことにより、知識の底上げも計れる。今や飼育禁止なウシガエルの例が出てたけど、今のままだと悪気は無くても無知のあまり、一般市民でも脱法行為を犯しかねないからね。うかつに子供が捕まえて飼育したら、ガチ違法。

これから、どう動いていくのだろうか。先はまったく見えない。ただ、我々一般愛好家への協力も求められていた。法改正のパブリックコメントだったり、我々にもできることはあるはずだ。宮っ子ひとりの力は微力だが、頼もしい有志の方たちに、ぜひとも貢献したい。
今回は、ほんとうに為になる会だった。始終、身を乗り出すように聞き入ってしまったよ。

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みーちゃんも納得。作るニャー!
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2015年02月03日

爬虫類協会、設立へー 冬レプ座談会

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なにげなく参加した、爬虫類ライター・富水明氏のトークショーがおもしろかったので、午後から開催された座談会に行ってみた。レップジャパン白輪氏を筆頭に富水氏、最大手ショップの爬虫類倶楽部社長、アメリカの爬虫類事情に詳しいマニアックレプタイルズという異色のメンバーによる、トーク形式。これが、本当に考えさせられる内容だった。

〜 爬虫類の組合・協会的な組織を作ろう 〜

仰天だった、このアイデア。組合?なんだそりゃ?作って、どうするつもりなんだ?しかしそれらの疑念は、白輪氏と富水氏の熱い説明で吹き飛んだ。まず、背景はこんなところにある。

1.締め付けられる、法整備
動物愛護法や外来生物法の改正など、近年のペット業界は規制が強まる一方。圧倒的多数のイヌネコに引っ張られる形で、我々爬虫類の世界まで巻き添え的に締め付けられているのは周知の事実。
またミドリガメの特定外来生物指定が検討されているが、安易に通すと、生態の専門知識を持たない行政によって、北米産種全体がなし崩し的に指定されてしまう可能性が。それどころか、温帯産種全体が指定されることだってあり得るのだ。

2.爬虫類業界の意見をまとめ、行政へ提言する仕組みがない
ショップ、愛好家、ブリーダー。個々には、みな意見を持っている。だがたとえ皆が同じ方向を向いていたとしても、繋がりがないのだ。皆の意見をまとめる組織が無いゆえに、行政へ物申すにも、バラバラになってしまう。力が弱すぎるのだ。
釣り業界なんかは、事情が異なる。かのブラックバスは特定外来生物指定の際も、麻生太郎氏を筆頭とする強大な組織があったために、当初想定されたよりだいぶ緩い規制で済んだという。

3.行政も、困ってる。一体、どこと話し合いをすればいいんだ!
行政も、独裁者ではない。法整備にあたり、我々と話し合いをしたいのだ。しかし、爬虫類業界には統一された組織がない!だから行政も、誰と話し合いをしていいのか分からない。そんなこんなのうちに、後の祭り。知らずのうちに、法律が決められてゆく。

これだけを聞くと、協会を作らぬ手はないように思える。だが、難題が立ちはだかる。

続く〜
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2015年02月01日

冬レプ2015、レポート! 〜 少しも寒くないわ 〜

冬でも熱いぜ!JRS。酷寒の季節開催ながらこの空間だけはマニアの熱気で、"少しも寒くないわ"。進撃のレポート、後編開始!

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さあ来た!今年の目玉、アルビノナイルモニター。これは、凄い… 純粋に、美しい。神々しい

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奇跡の神獣!多くの人の心を捉えたようで、大人気の展示に

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こっちもチェック!爆裂・リザードシリーズ。繁殖経験ありという、トーマストゲオアガマ

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同トゲオガマ、国内CB。お菓子みたい…

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オオヨロイトカゲのヤング。最近、見なくなったな

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トカゲの中で1,2位を争うくらい好きな種類。ドリアエモリドラゴン。素直にカッコいい!少年人気もNo.1クラスだろう

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メラーカメレオン。"らしい"フォルムが存在感を放つ

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イベントガチ交尾シリーズ!キボシイシガメ、盛る盛る。ほんと高くなったよね

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ガンガンやる気の、ヒョウモンガメ。

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成立してたんじゃないかな?もはや希少な、ビルマホシガメ。一部始終を見守ってたのは私です

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新進気鋭、Exo terraの展示シリーズ。毎回美しい展示で、新しい飼い方を提案してくれる

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グリーンパイソン(?)を、和のレイアウトで

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立派なアルマジロトカゲ。小柄なレイアウトにもぴったり

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新商品!リクガメに最適な大型シェルター

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恐竜の卵がハッチ!これは凝ったシェルターだね

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恐竜の頭骨スカル。爬虫類マニアと相性がよさそうだ

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ヤモリ系にピッタリ!壁に付ける、給餌&給水器。以上、Exo terra社ブースでした

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アメリカ大陸産の、コンドル。なんと、WC!

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賑わう会場の様子

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学生時代を過ごした、青春の静岡。さらば!また8月に会おう


〜 所感 〜

○会場
冬開催なのに、開場前からかなりの行列。去年より明らかに多かった。会場は従来とは変更となり小さくなったが、良かったと思う。だって会場の賃借料もあるだろうし、暖房が効率的だもの。適度な密度で賑わい感もあり、退屈することがなかった。

○目玉展示
展示予定の絶滅危惧種・マダガスカルヨコクビガメが急きょキャンセルとなり、代打でアルビノナイルモニターが登場。これが、大好評!やっぱり白って、神秘的だもの。白蛇崇拝と同じく、白を有難がる感覚は日本人のDNAとして根付いているんだろうな。老若男女、スマホ片手にシャッターの嵐。2011のモロクトカゲからずっとJRSには来てるけど、一番人気あったんじゃないかな?

○アジアのカメが… 
ここ数年で一番少なかった。トゲヤマ、シロアゴがゼロ!この前の冬東レプに続き、モエギもゼロ。ヒラセもちっちゃいのがポツポツいた程度で、一緒に周ったカメ友さんも驚いていた。よりどりみどりだった数年前とは明らかに様相が変わっており、これには危機感を覚えずにいられない。
見返せば去年の冬レプも、アジアが少ないと綴っていた。カメ自体少なくなってるようだが、いよいよ資源が枯渇してきたのかなあ・・・ ウチに今いるアジアンメンバーたちも、心してかからなければならない。

〜 〜 〜

狙ってたカメが1週後には売れてしまっていたので、戦利品は水ガメの餌のみ。しかし流れも掴めたし、なによりも多くの爬虫類を見られたことは、飼育の励みになる。ウチはもうすぐ、第1繁殖期のピークが訪れる。気を抜かずに、飼育に邁進しよう!


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戦利品の、エキゾテラ・水棲ガメフード。柔らかいので、与えた直後でも吐き出すことがない。最近のお気に入り
posted by 宮っ子 at 17:00| Comment(13) | TrackBack(0) | 怒涛のイベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする