2015年07月30日

数年ぶりに好調なトウブ

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かなりいい感じのトウブベビーたち

この暑さで、発生も進んできたか?5月生まれのトウブの卵が、どんどん孵化してきた。

2011までは、うまく行っていた。でもヘタに冬の温度をいじったり、夏に管理を怠り猛暑に曝した結果、ここ3年は壊滅的な状況。かろうじて数匹が孵るに留まっていた。でも温度管理を元通り季節に委ね、かつ猛暑もしっかり対策した結果、ようやく結果が出た!今年は有精率・孵化率がとてもいい。

この辺の種はハコガメの基本みたいな位置付けをされている。フツーにやればフツーに孵るもんだと思ってたけど、それって"フツー"じゃなかったんだよなあ。"うまく行ってた"ってこと。この数年で、それがホント身に浸みた。でも不調が続いたおかげで、何がマズくて何が必要なのか、身を持って経験できたのは大きい。

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腕の前面にベッタリ黄色が、特徴。オレンジの迷宮の血統だ
ラベル:孵化
posted by 宮っ子 at 17:44| Comment(6) | TrackBack(0) | トウブハコガメの慄き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月27日

こんな時に有精卵かよ!

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朝、温室を見ると、大きな卵が一つ転がっていた。主は、すぐに分かった。産まず産まずのユカタンだ。

本来、5月の初めには産むはずだった。しかしまったくその素振りを見せず、2か月半が経過した。産卵ホルモン打っても反応しないんだから、放っておくしかない。毎年ちゃんと産んでいるので、卵詰まりは無いと思っていた。
結果、お決まりの産み落とし。あまりに抱え過ぎて無理だろうなと思いつつ、念のため光にかざしてみると… おお!有精卵だ!しっかりと生きてそうな卵だ!でも、放置されてから長かったらしい。どうやら他のカメに踏まれたようで、いくつも小さな穴が開いていた。ヒビ程度なら何とかなったかもしれんが、卵白が出て来るのでは無理。泣く泣く、卵を廃棄した。

ったくなんなんだこのアメハコは… いつになっても掴みどころがない連中だよ。でも当たり年があったのは事実で、なぜそれがうまく行ったのか、考えなければならない。以前は飼育上の細かなデータを取っていなかったから、少ない記録と、気象庁の過去データと睨めっこしつつ、来季のプランを考えている。
posted by 宮っ子 at 09:00| Comment(6) | TrackBack(0) | カメ飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月26日

モエギの暑さ対策

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今年は扇風機を導入

暑い!今日は関東でも40度に迫る気温とニュースでもちきり。外のハコガメは軒並み屋内へ退避し、暑さが過ぎるのを待っている。でも屋内も、余裕で30℃を超えるんだよな… アメハコは暑さに強いが、モエギはできれば暑さには曝したくない。ということで、今年はちょっと工夫を。観賞魚用の冷却ファンを、扇風機代わりにしてみた。

同じ温度・湿度でも、風が通ると全然違う。だからケージ内に同じ空気が籠らないよう、通気性を心がけた。斜め下へ空気を送って、長細いケージ内を空気が通り抜けるように。温室の後ろ側の戸を空け、面している部屋の窓を開放し、外からも空気が通るようにした。十分に気温をコントロールできないので、こういうとこでちょっとでもマシにしてやれればいいんだが。

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全景。右側に扇風機を配置。細長いケージで、左へ風を送る。

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全景を逆側から。右端にファンがある。空気の流れは棚の下を通り、手前の空間から上へ出てくる

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ガラス温室の利点。戸を空けて痛風を調節できること。ちょうど部屋の窓に接しているので、空気の流れを作る


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ビビったモエギ
posted by 宮っ子 at 15:46| Comment(2) | TrackBack(0) | モエギハコガメの囁き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月21日

梅雨も明けた

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さあ、梅雨明けだ!先週までのじめじめ感はどこへやら。カラッと晴天が広がって、窓を開ければセミたちの大合唱。夏本番を、嫌でも実感させられる。

この時期、ベランダのハコガメたちは屋内に移している。だって、暑熱が怖いから。屋外飼育は魅力的だ。空気は通って新鮮だし、太陽光のリズムも規則正しく刻める。でもそのメリットって、適正な温度を保てるのが大前提なんだよなあ。最近の夏の日差しは強いし、ウチのベランダは暑くなりすぎる。エアコン室外機からの熱風もある。盛夏には最高温度が40℃を超える世界は、カメたちにとって辛すぎる。こんなんだったら、ちょっと窮屈でも屋内のほうがよっぽどマシだ。

10年以上前のクリーパーのアメハコ特集で、季節による棲息地の移動が紹介されていた。北米のアメハコたちは、春は草原に棲息する。夏は森林に移動し、秋にまた草原へ戻ってくると。当時はその意味がわからなかったけど、適正温度を求めての移動だったんだな。まだ気温の低い春は日照を求めて、開けたところに出てくる。暑い夏は暑熱を避け、温度の安定した森林内に退避。涼しくなってくると適温を求めて、再び開けた草原へ戻ってくる。きっと、こういうことだ。

だから最近は、梅雨明けと同時に屋内へ取り込んでいる。外にいるのは、初夏と秋だけだ(冬眠組は、冬も)。図らずも、自然環境と同じサイクルを刻んでいたことになる。去年これを実施したおかげで、今年の北米系はいい結果が出ている。自分の住まいに合わせて、柔軟に対応していかなきゃいけないね。
posted by 宮っ子 at 19:47| Comment(6) | TrackBack(0) | カメ飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月17日

迫るJRS2015に、思う今昔− 

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ウズウズウズ。開場前の大行列

いよいよJRSが迫ってきた!まだまだ先のことのように思えてたが、もう2週間。やっぱ夏レプはテンション上がるよね。真夏だし、国内最大イベントだし、静岡という非日常感もあるし。今年は2日目のエガちゃん目的に、宿泊して2日間フル参加だ。遠足前の子供のように、今から待ちきれない。

そんな最近のイベントで思うこと− それは、爬虫類飼育人口の低年齢化だ。明らかに中学生と思しき層が、当たり前のように多数来場しているのだ。親子連れの小学生が、熱心に見入ってる姿も目にする。また、若い女性も驚くほど増えた。渋谷や原宿を歩いてるようなイマドキ婦女子が、あちらこちらのそこかしこ。
20年前は、こんなこと考えられなかった。爬虫類自体相当にマニアックな趣味で、オトナの男の趣味だったから。照明を落としたショップ内は、アングラ感満載。いかにもな濃い常連客とスタッフが談笑してる様は相当にアウェー感があったし、とても敷居が高かった。それが飼育理論の確立、器具の充実、安定ブリードに伴う価格低下で、趣味の裾野が飛躍的に広まった。女子たちがトカゲを肩にキャッキャウフフなんて、いったい誰が想像できただろう。

また昔は、爬虫類仲間なんていなかった。憧れだった。仲間と大好きな爬虫類について熱く語り合えたら、どんなに楽しいだろうと。けど当時は、イベントもなければネットもない。ブログやSNSなんて、影も形も存在しない。よほどのショップ常連でもない限り、同志と知り合うことすら叶わなかったことだろう。宮のような地方組には、それすら夢のまた夢だった。
愛好家同士が繋がり合い、楽しみを分かち合う− いまは、本当にいい時代になったと思う。

でも、オールドマニアが恵まれていた点もたくさんある。昔は法規制なんてなんにもなかったから、ワニだろうがニシキヘビだろうがカミツキガメだろうが、好きなだけ飼えた。今となっては幻の種類も安く当たり前のように売ってたし、なんでもありで面白い時代だった。両方経験している自分みたいな人間は、一番楽しませてもらってるかもしれない。

   〜   〜   〜

とにかくあと2週間で、最大の祭典だ。夏バテしてまさかの直前キャンセルなんてことにならないよう、体調管理には万全を期して望もう。
posted by 宮っ子 at 19:58| Comment(2) | TrackBack(0) | カメ飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月15日

暑さを避け、来〜る〜〜〜!!(ザキヤマ風に)

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比較的暑さに強いアメハコは、気温の上昇とともに盛る。けど反対にゲンナリし出すのが、ジャノメだ。緯度的には亜熱帯産だが標高高めの涼しい水場にいるらしく、日本の真夏は辛そうだ。ジャノメやヨツメは腹甲が弱いという話をよく聞くけれど、平地で無理させてるのが祟ってるのかもなあ… 

ということで、春先から屋外に出しておいたジャノメを、暑さ到来と同時に屋内へ取り込んだ。クーラー付けっ放しにはできないけど、暑さに曝すよりは家の中のほうが幾分マシだからね。
と… 来た来た来た!水替え直後に、オスが来た!気付かないくらいのっそりと後ろから迫って、いつの間にかドッキング。暑くなって盛るアメハコもだけど、急激な温度の変化で"来る"よね、カメは。

6月の卵も脱落者はなく、無事ここまで来ている。さあ、どうなるか?8月が楽しみだ!
posted by 宮っ子 at 21:29| Comment(6) | TrackBack(0) | カメ飼育日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月12日

暑い日に、来〜る〜〜〜!!(ザキヤマ風に)

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暑い!今日の宇都宮は、34℃。晴れ間もない日が1か月続いたが、ここに来てのカンカン照り。今年は梅雨が長かった気がするが、いよいよ本格的な夏到来か?この辺の季節の変わり目は、向こう1週間の天気予報チェックが欠かせない。2013は真夏の暑さに曝してしまい、翌年痛い目を見ているからな。

しかし季節の変わり目は、繁殖に関していえば大きなチャンスだ。この数日で、奴らは盛る。アジアン勢はともかく、アメハコ勢は確実に"来る"。温度か?湿度か?それとも気圧か?何を感知してるのかは分からんが、季節の変わり目には大概のアメハコが盛る。ウチの中米連中は、"草食男子"。交尾がキマグレすぎて滅多にアクションを起こさないから、この時期がチャンスだ。
今日、メキシコとユカタンの雌雄を合わせると… 奇跡のドッキング成功!いま掛かっておけば、少なくとも来期は安泰だろう。しかし孵化率が低すぎるのが、ここ2年の課題。さあ、今年の管理はどうしよう… 悩みは尽きることがない。

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フロリダも来る。やはり暑さが恋しいらしい


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メキシコもここで来る。ウチのメスは滅多に受け入れないが今日は来た

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でもみーちゃんは穏やかだ
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2015年07月08日

それでも、白濁するなんて…

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昨日、ミツユビ♀2号が予定日を1か月も遅れて産卵した。1か月だよ?どれだけヤキモキさせられたことか。正直、もう期待はしていなかった。あまりに長く持ちすぎて、卵も死んでしまったと思ってたから。

しかし先ほど念のため卵を確認してみると… おお!?白濁が始まっている?!ちょうど産んで24時間が経つあたりで、半数の卵に綺麗な白濁が認められた。これには、びっくりした。ウチのアメハコはフロリダ→メキシコ・ユカタンの順で難産が多いのだが、こいつらが1か月も持つと、たいてい死卵だったからだ。それなのに今回のミツユビときたら、卵の表面がツルッツル。心配されたカルシウムの沈着も無く、極めて健康的な卵だった。

うーん、わからないものだね。諦めてはいけない。この個体は2011年、震災の年に初交尾・初繁殖成功し、以降4年連続で成功していた。今年成功すれば5回目と、記念の年になる。入門種とされる種でも、毎年成功させるのは意外と難しいと思っている。うまく行った次の年はぜんぜん!という話もけっこう聞くからね。とりあえずは、母体に何事もなく一安心。これだけ持ったから、次クラッチがあるかどうか… 5分5分だ。

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久しぶりに瞬間を目撃することができた
posted by 宮っ子 at 21:12| Comment(2) | TrackBack(0) | ミツユビハコガメの呟き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月07日

なんで、今ごろ掘り出すか?

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今回ばかりはフラッシュは焚けない。覗くだけで精いっぱいだ。最善は、覗かないことなんだけど…


毎年順調に産んでいたのに、今年突然産卵をやめてしまったミツユビ♀2号"戦慄の重戦車"。6月上旬が産卵予定日で、予定通り掘り始めていたものの、2日連続掘って以降アクションはナシ。待てど暮らせど産む気配がなく、もう諦めていた個体だ。産卵促進剤打ってもこの個体には効かないし、卵も詰まるほどの大きさじゃなかったし… この状況なら、危険を冒して腹を開くべきとは思えない。待つしかないよ。

もうな半ば諦めて、いつもの飼育ケージに戻していた。でも産室が空いたので気まぐれで産室へ移していたところ… 1日経って突然、穴を掘り始めた。しかもかなりの本気度で。今まで、一度のトラブルもなかった個体だ。しかも自家産CBだから、ワイルド個体の気難しさもないはずだ。それがなぜ難産?去年はしっかり状態管理していたのに?それがどうしてまた掘り出す?
 …やっぱり、カメはカメなんだということを痛感させられる。CBというだけで飼育下万能!のような気がしてしまうが、飼育下ではたったの2代目。何千年もかけて愛玩動物化された犬猫と、一緒にしてはいけない。カメの2代目なんて、野生動物に毛が生えたくらいなんだろう。1代前はどワイルドなんだということを、忘れてはならない。

予定日を1か月過ぎてしまったので、仮に卵が産まれても、孵らないかもしれない。でも苦労した個体が産んでくれるのは、本当に嬉しいことだ。頼む、まずは産んでくれ!君には3代目、4代目へバトンを渡してもらわなきゃならない。
posted by 宮っ子 at 21:30| Comment(2) | TrackBack(0) | ミツユビハコガメの呟き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする