2016年05月29日

神ニ魅入ラレシ者タチ− ユカタンハコガメ、孵化。

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さああ、来た来た!マヤの秘宝、メヒコの幻獣、ユカタンの猛き太陽神。2016年のユカタンハコガメ、ついに孵化。思えば今年は、受難中の受難だった。だって、勝負はたったの1クラッチだから。去年も成功したメス親(仮・T)は早々に産卵したものの、抱卵中に全く食せず。栄養状態が良くなかったせいか、たったの1クラッチで終わってしまった

もう1方のメスといったら、産む気配なんて全くなし。2か月以上持ち続けた上に産み落とし、すべてを自分で食卵するという結果に終わった。つまり勝負は、T号のたった1クラッチにかけられたわけだ。

昨年までは、"下手な鉄砲数打ちゃ当たる"でなんとか繋いできた。でも今年は、"狙わなきゃ無理"。たった1クラッチしかないんだから。自分なりに現地の環境を考え、勝負をかけたつもりだ。これが奏功したのかは、わからない。でもここ2年は複数クラッチからいずれもたった1匹しか孵らなかったのに、今年はわずか1クラッチから2頭の孵化。3年ぶりの複数孵化に、喜ばずにはいられない。
突き詰めるにはまだ時間がかかるが、"掴んできた"気はする。真っ白なハコガメって、今でこそ見慣れたものの、初めて見たときは本当に神の使いのようだった。

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先に生まれた個体。もうかなり卵嚢を吸収している。しかし、白い。全身が白い。上から下まで、すべてが白い。

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陽射しの強い熱帯にありながら、透き通るような薄い皮膚… 赤道付近の種こそ、濃い色で紫外線を防御しているんじゃなかったのか?こんな薄い色でどうやってあの強烈な太陽光を凌いでいるのか… 想像は尽きない
posted by 宮っ子 at 22:00| Comment(8) | TrackBack(0) | ユカタンハコガメの閃き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月28日

東京、最大の祭典。東レプ2016、レポート!

今年も行ってきた!東京レプタイルズワールド2016。もう、東レプ=池袋という図式がすっかり定着した。今年の池袋は、いかに?

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ナスタカエルアタマガメ。ものすごい扁平な巨頭亀だ

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ものすごく大きいハーレラドロガメ。国内最大級では?昨年ドッと入った時からの個体のようだ。こんな立派なのがいるってことは、余り気味ということか?でもこういうのって、長くは続かない。いつの間にか、また幻入りする。

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イボイモリの仲間。日本人にとって、イモリとは水の生き物。それが陸棲ってこと自体、相当エスニックに感じる。カメならハコガメみたいなもんだね

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両生類つながりで。角ガエルの色彩変異。まだ長いしっぽが残っている者も見られた

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2015年にアホほど入ったレイテヤマガメ。この前の冬レプではほとんど見られなかったが、数店舗で見られた。その時の最後の残りだろう。こういうのって、実はすごく狙い目。死亡率の高いワイルドの中で、生き残った個体だから

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数年前はすごい熱い時がありましたね。キイロドロガメ。今ならお好みの個体を選べる

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今年ホシガメファンの間で騒然となった、スリランカ産のリアル・セイロンホシガメ。放射模様のそれぞれが、外に向かって太くなる傾向が強いように思う。

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クジャクガメの仲間。こりゃ、ホント"孔雀"だわ

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去年トガオアガマーの中では騒然となったという、メソポタミアトゲオアガマ。古代文明のかほり漂ふ

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同じくトカゲシリーズ。カイマントカゲ。実はかなり興味ある

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午前中に、ワイルドモンスターさんで餌を買い溜め。午後になると目玉品は売り切れるからな。ここの周回行列は、毎度のイベント名物光景

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ちょっと前、久しぶりに10cmサイズが入ったよね。トゲヤマガメ。でも高くなったなあ…

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昨年終盤に入荷し、一世を風靡した海南島産スペングラーヤマガメ。まだ大量にいた

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特定のショップに、ものすごく立派なヒラセガメがゴロゴロゴロ。目利きのカメ友さんが悩む目の前で、狙っていた個体が売れていきました。狙ってるものはみな一緒だと、再認識

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おおおお、キミに再びお目にかかれるとは!モエギハコガメ3亜種中でも幻の幻だった、カンボジアモエギ。もう新規さんには会えないと思ってたよ

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まさか、まさかの掘り出し物!なんで君がこんなことにいるの?ええっ、日本にいたの?こんな立派な個体が?こいつに会えただけでも来てよかった… 幻の幻の幻のチョーイハコガメ!!! (に瓜二つ)


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昼食へ向かう途中。池袋と言えば家電と並んで、昨今ではヲタクの街として有名。しかも腐女子に特化した店も多いそうだ。覗いてくればよかったな
 
〜続く
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2016年05月25日

太陽と大地の子

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実家の構造だと11時くらいに日が射す。射し始めのスペースに、カメが陣取る

ここはハコガメブログだったはずだが… 最近キレーネギリシャの屋外飼育が楽しくてたまらない。

形は似てるけど、乾燥系のリクガメってのは湿性系のハコガメとまるで別物だ。陽が射し始めると、その僅かなスペースを巡って陣取り合戦開始。体温が上がったら思う存分歩き回り、そこらの雑草をモグモグブチブチッ。暑くなれば日陰で休むのだが、穴を掘って潜ったりちょっとした物陰に意地でも隠れたがるハコガメと違って、リクガメは開けた場所で堂々としてる。2時を過ぎれば陽が射さなくなるが、日没前になると低い別の角度から西日が再度射すので、就寝前に最後の暖を取る姿が見られる。

たった一日をとっても、実にいろいろなことが変化する。明るさ、温度、湿度。カメたちはそれを敏感に感じ取り、時間とともに行動を変えてゆく。屋内ケージの場合、高性能のサーモスタットを使っても昼と夜の2種類しか作れない。けれど屋外だと、たった一日の中でさえ幾つものステージがあることがよーくわかった。それに合わせて、カメは居場所を選ぶし行動も変わる。時間の取れた週末にそれを見に行くのが、今はとても面白い。見てれば見てる分だけ、活発になり始めた蚊に噛まれるんだけど。

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別角度から。陽射しを真っ先に浴びに行く午前の様子


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ハワイ原産のプルメリア。初夏の日差しを存分に浴びて、葉っぱがニョキニョキ
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2016年05月11日

週末は、東レプ2016へ

今週末は、東京レプタイルズワールド2016か!この前の爬虫類専門イベントは、1月末の冬JRS。はや、あれから3か月が過ぎたのか… 3月にはブラックアウト浅草も挟んだけれど、本来のイベントシーズン第一号が東レプだ。
宮っ子が初めて参加したのは2012年。毎年行ってるから、5回目になるのか… いつの間にかという感じ。毎回行ってると、思い出深い生体や入荷もたくさんある。今回は、過去をちょっと振り返って。

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金魚すくい状態だった、ニシクイガメ。こんな光景、もう見られない

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この頃はまだ、コリーマがいたんだよな

2012 … モノレールみたいなのに乗って行ったのを覚えてる。東京の海に近いほうだったかな。1会場でJRSの半分くらいだった記憶があるけど、たくさんの展示があったな… この頃はカメ友さんも皆無に等しかったけど、ネット上で知り合った人に初めて会ったのがこのイベントだった。印象深かったのは、ニシクイガメのFH。一昔前なら「飼えない亀」が状態の良いベビーサイズで大挙襲来、しかも中学生の小遣いで買えるくらい安くてびっくりした。
コリーマオオツノトカゲ、めっちゃカッコよかったな… 2011から見かけたけれど、2012あたりを最後にまともに見てない。

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ネルソンのブース

2013 … イベント規模が大きくなって、初の池袋開催。最近じゃ、東レプ=池袋って図式が定着してるけど、意外と最近のことなんだよな。この頃ハコガメ好きにとってのニュースは何といっても、モエギハコガメのサイテス1提案だった。会議前から、幻だったラオス・カンボジア亜種の奇跡の超絶入荷が相次ぎ、驚愕したよなあ… 結果は2類残留。とたんにフィーバーが収まったようで、たくさんのモエギを見たのを覚えてる。
また、前触れなしのネルソンハコガメには度肝を抜かれた。しかもハコガメに強そうなお店じゃないところに、いきなりだからな… 

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空前絶後の、ミナミネルソン。ネルソンの画像自体なかったのに、いきなり亜種分けされてた

2014 … 2013の北ネルソンに続いて、ミナミネルソンがイベント初登場!ネルソンハコガメというだけでも情報は皆無。国内で紹介された写真も数枚程度だったのに、いきなり商業ベースで、明らかに違いのある別亜種がお目見えした。この世界って、すごいよな… 情報すらないものが、突然ワッと出てくる。2010年ごろのメキシコ・ユカタン、2012のラオス・カンボジアがまさにそうだった。

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2月ごろ入荷したハーレラ。周りでもけっこうな人が迎えている


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忘れられない、キレーネギリシャの超絶入荷。選べたんだ、この時は… 


2015 … この年ほど「幻」、「奇跡」、「再来」があった年は記憶にない。年明けから順にハーレラドロガメ、レイテヤマガメ。10年ぶりのキレーネギリシャに、アフガンホルス。「幻の種類」をこれほど一堂に集めたイベントは、少なくとも宮っ子が趣味を再開したここ5年では、他にないと思う。今思えば、贅沢だったな… キレーネが選べたもの。この頃に衝動買いしておいて、本当に良かったと思う。20年来の憧れだから。たった3か月後の夏レプには、影も形も見られなかった。

   〜   〜   〜

最近は元虫イベントが急成長して爬虫類純粋イベントに迫る勢いになってきてるけど、やっぱりショップさんの本気度は違うよなあ。前回は初の2会場開催だったけど、今回は3会場?どこまで行くんだ、東レプは。何年も行ってると流れが見えるので、ホント面白い。今期も行くぜ!東レプ!!
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2016年05月08日

完全屋外飼育、始まる−

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草の陰で休む者。あえて残した花の株がいい感じの隠れ家に


今年のGWは、とても天気が良かった。日中は25度に達し、とても気持ちのいい陽気。最低気温も15℃を超えだしたので、より広い実家の庭を整備し、キレーネギリシャを持って行った。完全屋外飼育、始動。

飼育場へ日が射すと、一斉に日向へ出て日光浴。あまりに無防備で、どうやって自然下で生き残ってきたのか不思議なくらいだ(笑)その後体温が上がると、自由気ままに食事。日中全面的に日が射す間は物陰に隠れて、暑さをやり過ごす。
リクガメの生態って飼育書では何度も読んでるけど、こんなんなんだなあって改めて実感する。気ままに食べてる野草のおかげか、糞も真っ黒く締まって絶好調の様子。最近カメ友さんとも話してたんだが、リクガメはできるなら外で飼ってやりたいカメの筆頭だよなあ。本当にのびのびとしてる姿を楽しめるもの。野生さながらを楽しむスタイルも、本来の魅力を味わえていいもんだ。

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休む時はやっぱり、開けっ広げな所は嫌うようだ。頭だけでも草むらに突っ込む

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植木鉢をシェルターに。この下はみなお気に入りだ

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2016年05月04日

こちらの♀も、抱卵の気配。

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メス2号が先日抱卵したが、もう1方の個体にも抱卵が確認された。指を入れて探ると、薄い甲羅の中にしっかりとした感触が。この個体は去年抱卵しなかったので、環境にも慣れてきたということだろうか?ジャノメはミスジ・カントンとは若干勝手が異なるみたいで悩んだが、ようやく抱卵のさせ方を掴めてきたような気がする。

ジャノメの卵は、とんでもなくデカい。少産なので、なかなか数が取れないんだよな。2頭のメスから、今年はぜひ成功させたいもんだ。

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垂直になって日光を浴びる♀
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2016年05月03日

産み落とし + 食卵 = 最強コンボの方程式

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去年も見た光景… またかよ

産まずのユカタンがようやく産卵した。けれど、やっぱりの産み落とし。しかも食卵という最強コンボと来た。

何回も書いてるけど、この辺のメキシコのアメハコ連中はホントこう。毎日やきもきさせられるし、産室も使うし、ホント困るんだよなあ… そして食卵とか、食うなよなあもう… もう、持ってからほぼ3か月。残りの卵もまず産み落としだろうな。

はじめに産んだメスは、冬設定明け後食欲がなかったので十分に食い込ませることができず。抱卵にも影響し、2クラッチ目は持たなかった。ここ2年は不調とはいえたくさんの卵があったおかげで、「下手な鉄砲」式になんとか孵化成功することができた。けど今期は実質、3月の1クラッチのみ。たったの2個で勝負しなければならない。

まだ順調に生育してるけど、最後に死籠りが多いのもこの種の特徴。なんとか孵ってくれ… ホントこの種は分からない。

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残りの卵。頼む、望みをつないでくれ!
posted by 宮っ子 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ユカタンハコガメの閃き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする