2015年08月11日

たまに、出てしまう。生きられぬ双子−

1507270001.JPG


双子で、大きさがぜんぜん違う


温帯チームの孵化が続く中、たまにイレギュラーなものが出てしまう。双子だ。
ふつうの卵とぜんぜん変わらないのに、たまに双子が産まれる。卵黄を共有した、2匹の子。多くの場合は、片方が大きくてもう片方がちっちゃい。そして産まれて間もなく、ちっちゃい方が息絶える。これ、そのままにしておくと間違いなく共倒れになる。この暑い時期、死んだ方がすぐに腐敗を始める。そのままだと腐敗が卵黄に達し、健全なはずの大きな個体へ悪影響を及ぼしてしまう。

だから小さい子を見届けた後は迷わず、卵黄と小さい子との接続部分を、解剖用のハサミで切断。腐敗菌の伝達を、速やかに遮断する。今回の施術は、うまくいったようだ。亡くなった子に栄養が配分されたので、生き残った子がちょっと小さいけど、無事生き延びてくれた。このまま生きてほしい。

1507270006.JPG

何もしなかったら、共倒れだ。救うには仕方ない
posted by 宮っ子 at 22:03| Comment(6) | TrackBack(0) | トウブハコガメの慄き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます(^^♪

僕も乏しい経験の中で
双胎は何度か経験しましたが
みんな死に籠り発覚後でした(;_;)
そもそも気づいたら
「いつ生まれたの??」という管理でしたので…
こうして救える子もいるのですよね!
大事にする気持ち、見習わせて頂きます!
Posted by ワキンナマスター at 2015年08月12日 05:28
ボクの経験だと繋がっている間は死んでいても腐らない。
そして勝手に離れる。
大きい方は難なく生き延びるってパターンですね。

どなたかのブログでギリシャの双子が両方生存しているのを見てビックリしましたね〜。

生存するなら得した気分になりますね!
Posted by 亀んちゅ at 2015年08月12日 09:45
ワキンナマスターさん

やはり双子の経験をお持ちでしたか。ウチでは2年に1回くらいの割合で、出てきます。だいたい孵化予定日は見てるので、早めに気付くことが多いです。小さい方はまず、ダメだな… という感じなんですよね。

お医者様に指示を仰いだら、切れば片方は比較的簡単に救えるとのことだったので、ここ数年は自分でやっています。学生時代の解剖ハサミが、大活躍です。
Posted by みやっこ at 2015年08月12日 22:49
亀んちゅさん
 
>ボクの経験だと繋がっている間は死んでいても腐らない。

意外でした。死んだら伝播するものと決めつけてたので… 生きてる方からなにか出るんでしょうかね。

双子でも両方生き延びることなんて、あるんですね。まあ人間もあることだから、カメであっても不思議じゃないけど… でも融通の利く哺乳類と違って、1頭用の限られたエネルギーを分け合って無事2頭孵化するのは、すごいことだと思います。
Posted by 宮っ子 at 2015年08月12日 22:51
こんにちは。お久しぶりです。
こんなことが有るんですね。人間でも双子がいるので当たり前なんでしょうが、初めて見て感心してしまいました。

話は変わりますが、この間、子供を連れて福島県の水族館へ行ってきました。そこの熱帯エリアにマレーハコガメというのがいたのですが、この個体は、こちらで拝見するハコガメとは違って甲長が20cm超える大きさで、飼育環境も陸メインではなく、水深50cmくらいの水メインで陸が少しという環境でした。ハコガメでも色々いるんですね。
Posted by froger at 2015年08月20日 18:22
forgerさん
ええ、数年に1度出ます。お互いに大きいと栄養が足りず共倒れしてしまいますが、片方が小さければ、もう片方は本来よりは低体重でも許容範囲に収まるので、助かったりします。生き残った子は今でも元気にしてますよ。

マレーハコガメ、20pとは立派ですね!甲羅の高さもあるので、相当なボリューム感だったことでしょう。マレーハコガメは泳ぎがうまく、水の中にいることが多いカメなんですよ。私が飼っているミツユビハコガメやトウブハコガメとは、体型は似てるけど、生き方は全然違うんですね。

"ハコガメ"って、「箱になるカメ」という意味であって、分類を指す言葉じゃないんです。「大きくなるカメ」とか、「丸いカメ」という括りと一緒です。
「草食動物」という括りの中に、ウシやらウサギやらリクガメといった、全然違う仲間がいるでしょう?それと同じです。一口にハコガメと言っても、いろんな仲間がいるんですよ。

Posted by みやっこ at 2015年08月20日 19:11
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/424011909

この記事へのトラックバック