2017年02月05日

キレーネの温浴

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久々にキレーネを手に取ってまじまじと見た。

いつもは埃を被ってるから、きれいに洗って。あーホントいいねこのカメは。もともとギリシャが大好きなんだが、この亜種は格別だ。手に入れたのはつい最近のような気がしてたけど、次の5月でもう2年が経つのか。凄かったよな、あの衝撃の入荷は。ここ5年じゃ、カンボジア・ラオスの超絶入荷と同じくらいのインパクトがあったもの。

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ナミビアヒョウモンのような、レオパード柄。my king of tortoise
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2016年10月27日

そろそろ外も最後の北アフリカチーム

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10月前半は30℃に達する日もあり、なんだこの暑さはという感じだった。
でも、中盤から劇的に気温低下。最高気温も20度を切る日が多くなり、最近ここらでは最低気温が10度を切る始末。これでは北アフリカの真冬にあたると思い、だいぶ前にキレーネギリシャは温室飼育に移してる。
 
でも、できるなら日光に当てたい!これは、この前の週末の様子。日中の気温が上がる時間帯だけ、外に出した。その辺で採ってきたヤブガラシを与えたら、食べる食べる!いつまでも与えてやりたいけど、最近この強靭な雑草たちも勢力が落ちてきた。これからしばらくは、野菜に頼る期間が続きそうだ。

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"むしゃぶりつく"という言葉がふさわしい。この辺でも野草はバッサリ刈られてしまった

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2016年07月23日

積年の幻、再渡来−

2015の晩春、とあるカメの到来にニッポン中がどよめいた続きを読む
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2016年07月18日

メス同士で交尾するリクガメ。

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写真を撮ったらやめてしまったが

最近、キレーネのメスの動きが活発だ。特筆すべきなのは、メス同士の交尾行動。去年卵を産んだガチ雌が他の雌の上に乗り、交尾行動をしているのだ。

これ、最初に見たのはトウブハコガメだった。びっくりしたよなあ… 卵を産んで毎年繁殖してる、紛れもないメスが交尾するんだから。他にフロリダなんかもやってたな。聞けばリクガメでも経験している人は少なくなく、最近人間界でも話題になっている(?)、「マウンティング行動」というらしい。
序列を付けようとしてるのか?それとも何か意味があるのか?真実は分からないけど、今日この記事でメスのマウンティングを知った方は、以後お見知りおきを。上に乗ったからといって、オスとは限りませんよ!
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2016年05月25日

太陽と大地の子

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実家の構造だと11時くらいに日が射す。射し始めのスペースに、カメが陣取る

ここはハコガメブログだったはずだが… 最近キレーネギリシャの屋外飼育が楽しくてたまらない。

形は似てるけど、乾燥系のリクガメってのは湿性系のハコガメとまるで別物だ。陽が射し始めると、その僅かなスペースを巡って陣取り合戦開始。体温が上がったら思う存分歩き回り、そこらの雑草をモグモグブチブチッ。暑くなれば日陰で休むのだが、穴を掘って潜ったりちょっとした物陰に意地でも隠れたがるハコガメと違って、リクガメは開けた場所で堂々としてる。2時を過ぎれば陽が射さなくなるが、日没前になると低い別の角度から西日が再度射すので、就寝前に最後の暖を取る姿が見られる。

たった一日をとっても、実にいろいろなことが変化する。明るさ、温度、湿度。カメたちはそれを敏感に感じ取り、時間とともに行動を変えてゆく。屋内ケージの場合、高性能のサーモスタットを使っても昼と夜の2種類しか作れない。けれど屋外だと、たった一日の中でさえ幾つものステージがあることがよーくわかった。それに合わせて、カメは居場所を選ぶし行動も変わる。時間の取れた週末にそれを見に行くのが、今はとても面白い。見てれば見てる分だけ、活発になり始めた蚊に噛まれるんだけど。

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別角度から。陽射しを真っ先に浴びに行く午前の様子


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ハワイ原産のプルメリア。初夏の日差しを存分に浴びて、葉っぱがニョキニョキ
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2016年05月08日

完全屋外飼育、始まる−

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草の陰で休む者。あえて残した花の株がいい感じの隠れ家に


今年のGWは、とても天気が良かった。日中は25度に達し、とても気持ちのいい陽気。最低気温も15℃を超えだしたので、より広い実家の庭を整備し、キレーネギリシャを持って行った。完全屋外飼育、始動。

飼育場へ日が射すと、一斉に日向へ出て日光浴。あまりに無防備で、どうやって自然下で生き残ってきたのか不思議なくらいだ(笑)その後体温が上がると、自由気ままに食事。日中全面的に日が射す間は物陰に隠れて、暑さをやり過ごす。
リクガメの生態って飼育書では何度も読んでるけど、こんなんなんだなあって改めて実感する。気ままに食べてる野草のおかげか、糞も真っ黒く締まって絶好調の様子。最近カメ友さんとも話してたんだが、リクガメはできるなら外で飼ってやりたいカメの筆頭だよなあ。本当にのびのびとしてる姿を楽しめるもの。野生さながらを楽しむスタイルも、本来の魅力を味わえていいもんだ。

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休む時はやっぱり、開けっ広げな所は嫌うようだ。頭だけでも草むらに突っ込む

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植木鉢をシェルターに。この下はみなお気に入りだ

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2016年03月20日

春の陽ざしに、誘われて

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先週は最高気温が10℃を切る日が続いたけど、週末にかけて天気も回復。今日なんかは20℃に届く勢いだったので、キレーネギリシャたちを近所の広場へ連れて行った。

ああいいね!リクガメって散歩ができるから。ハコガメなんかだと初めての地では不安がってビクビクしちゃうけど、リクガメの故郷は広い大地。「ここがアタシのホームグラウンド!」とばかりに我が物顔で闊歩し、そこら中の草をムシャムシャムシャ。大地にしっかりと四肢を踏ん張りブチッと野草を噛み千切る様は、野生そのもの。お皿の上のカット野菜を食べる姿しか見たことのない宮には、なんだかものすごく新鮮に映った。

このワイルドさこそ、本物のリクガメの姿なんだな… 改めて魅力に気づかされた。部屋だと紫外線も満足に当てられないので、ここぞとばかりに太陽光の補給。うららかな陽気に包まれて、穏やかな午後はゆっくりと過ぎていきました。

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太陽光を浴びてまどろむ姿

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大地にしっかりと脚を踏ん張り、頸の力で引きちぎる。これが自然の姿だったのか… リクガメ飼育歴の浅い宮には、わからなかった
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2016年03月06日

ようやく軌道に乗った者

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まだ強制給餌している者がいる一方で、しっかりと立ち上がった者もいる。秋頃にはガクンと体重が減ってしまっていた雌だが、毎朝晩の流動食カテーテル給餌(かなり手間!)と経口補水液による水分補給を継続したおかげで、1月前に自力採食が見られるように。葉ものを食べずいろいろ試したら、なぜかSUDOのトータスフードを気に入ったようで、連日完食が続いている。フルーツのどぎつい香りがするビビッドな餌よりも、爽やかな草の香りがする、こちらの方が好きなようだ。

乾燥系のリクガメに配合飼料って、あまり推奨されるイメージがないけれど、今は仕方ない。まずは心配ないレベルまで太らせることの方が先決だ。向こう何年も単食させるわけじゃないんだし、ステージによって最適な、優先すべき餌ってあると思う。今は、食べることを継続すること。そして、しっかり体力をつけること。ツナギのでんぷん質は多少気になるが、リクガメ用配合飼料の中ではタンパク質も低いし、悪くないんじゃないかな。

それにしても、リクガメが餌を食む姿は、ものすごく可愛いね… はむはむ・もしゃもしゃ、時がゆっくり流れてゆく感じで(笑)、女性の飼育者が多いのも頷ける。繁殖繁殖と自分にプレッシャーを掛けてたけれど、きままにのんびり飼うのもいいなと思えてくる。

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"HERP CRAFT TORTOISE FOOD"。なにげに20年くらい前からあるよね


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透明な尿、白いトロトロの尿酸、しっかり固形の糞。かなりいい感じだ
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2016年03月03日

まだ挿している者

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去年5月に衝撃の再来を果たし、一世を風靡したキレーネギリシャ。拒食したり打開したり入院したりしていたが、実はけっこう苦労してます。とうか、かなり。だって全然食べてくれないんだもの。

これが生粋のワイルド故の気難しさか?リクガメって野菜でも置いときゃ勝手にハムハムしてくれるイメージだったけど、奴らにゃあそんな気配ぜんぜん無い。興味は示すんだけどちょっと匂い嗅いでちょっと齧って、Uターン… どれだけの野菜が無駄になったか、分からない。
そんなんで秋には続けざまに入院個体を出してしまった。主力のハコガメと違うとはいっても、高校生の時何年もギリシャ飼ってて産卵し孵化直前まで行ったし、特段リクガメがヘタクソというわけでもないはずなんだがな… 店頭の丸々太ったヘルマンやマルギナータのCBベビーがうまそうに野菜にかぶりつく姿を見て、ウチとのあまりのギャップにいつも悶え苦しんでいた。

これは、カテーテルで強制給餌している個体。今まで指で強制的に押し込んでたが、それでは気道を詰まらせる恐れがある。胃まで直結し、かつ流動食にすることで消化も吸収も良くなるとのことで、獣医さんの指導の下に続けている。当初は下痢便ばかりで嫌になったが、栄養剤や整腸剤を混ぜて根気よく続けたおかげで、最近ようやく満足いく固形の便が出てきた。また尿酸と尿もしっかり分かれ始め、まとまった白い尿酸と、透明感のある尿を出してくれている。毎日のカテーテル給餌はとても手間がかかる。でもこいつら、絶対に落とせない。だって、20年待った憧れなんだから。
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2015年10月29日

そうだ、病院へ行こう。

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黒い四角形の部分が、肺。白い部分が肉。痩せてしまって、肉の部分が追いやられてるのが分かる

実は最近、キレーネを立て続けに病院へ連れて行った。明らかに元気がなかったから。どうやらハコガメと同じ感覚で飼ってたのが、原因だったようだ。

…思えば夏場は、手を抜いていた。草食性のリクガメなのに、雑食ハコガメと同じような週2、3回のお気楽給餌。ある時妙に痩せているのに気が付いて、すぐに病院へ持っていった。症状は、かなり進んだ痩せ状態。草食性だからいっぱい食べなきゃいけないのに、マメな給餌や水分補給ができていなかった。血液検査をしてみて、細かいことがわかった。そして対応するために、不足しているビタミンやミネラルの注射を打ってもらった。

それで思ったこと。ヤバいと思ったら、素直に動物病院へ連れて行くべきだ。飼育歴が長くなればなるほど、「経験やカンで何とかなる」と思ってしまいがち。でもそんな素人療法がカンタンに成り立つなら、医学なんて必要ないよな。病院へ連れて行くとお金もかかる。手間も、時間もかかる。だからあたかも安価な裏ワザみたいのが存在するような気がしてしまうけど、そんなのあったら苦労しないわな。
相手は獣医学のプロなんだから、知らないことは素直に教えを乞う姿勢が必要だ。意固地になって自分で治そうと粘るより、ヤバいラインを早期に見極める力の方が大切じゃないかな?その先は、プロフェッショナルに任せればいい。

1頭目の入院者は数週間の入院後、びっくりするほどシャキッとして帰ってきた。2頭目は、1頭目より早期に駆け込んだので、より回復の可能性が高いそうだ。無理に粘らなくて本当によかった。春の入荷ラッシュに沸いたキレーネだが、生き残ってるのはあまり多くないっぽい。手元の個体は、なんとしても生き延びさせたいものだが。
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2015年09月22日

大地の申し子、屋外へ−

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野草を食む、キレーネ

世間はシルバーウィーク真っ只中。GWは途切れ途切れだったけど、SWは5連休が多いんじゃないかな?
この週末、ウチは亀の世話三昧。屋外飼育場の整備を行った。住人は、キレーネギリシャ。夏場も部屋の温室内で飼ってたけど、大地と太陽の申し子だからな、チチュウカイリクガメは。可能なら屋外で、さんさんと陽の光を浴びさせてやりたい。

ということで、整備開始。いつの間にか蚊が多くなってて苦労したけど、半日かけてなんとか完成!ただ柵で囲うだけじゃ味気ないので、アンティーク風煉瓦で日光浴場を確保。周囲よりちょっとだけ高さがあるし煉瓦なので、地面が湿っててもここだけは乾燥して日光浴できる感じで。キレーネの故郷には古代遺跡があるそうなので、煉瓦でちょっとそんな雰囲気が出たような、出て無いような…

しかし広いスペースはいいね。カメの活きが違うもの。日向での日光浴に始まり、トコトコ歩き回って草を食み、日陰でだらりんと昼寝。自然の生き方そのままだ。キレーネはギリシャリクガメの中でもかなり暖かい地方にいるので、このままガチ冬眠はできない。でもそれなりに日差しがある間は、まだ外に置いておけるんじゃないかな。

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小高い日光浴場を確保。餌もここで

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シェルターには、地中海地方原産のローズマリーを垂らして。おお、乾燥地っぽくて似合う!
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2015年08月09日

夢、破れたり− 

5月に持ち腹で、キレーネ2頭が産卵した。それから、はや2か月。交尾は済んでるとから行けると確信していたけど、次々と卵がダメになっていった。どうやら、無精卵が多いらしい。いつの間にかヒビが入って、腐った半液体がどろどろと… 残った一つも昨日割ってみたところ、ひどい腐敗状態。かくして奇跡の産卵は、夢破れてしまった。

即繁殖だなんて、そんなにうまくは行かないか。でも幻の激レア亜種が状態良く大量入荷を果たしたこと自体、奇跡だったのだ。入荷直後の東レプではアホみたいに見かけたので、しばらくはだぶつくかと思ってた。でも先週のJRSでは、まさかの取扱ゼロ。待ち望んでた人も多かったろうし、この美麗種だ。衝動的に迎えた人も、多かったのだろう。

一時激しく賑わわせ、あっという間に消えてしまったキレーネ。この貴重なカメを、ぜひ繁殖へ持っていきたい。

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メリハリの効いた美♀。来季は頼むぞ!
タグ:繁殖
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2015年06月28日

あの拒食は、何だったの?

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最近、異様にキレーネの記事が多い… 気に入っている証と言うことで


6月の中旬、サニーレタスで劇的な拒食打開を果たしたキレーネ。その食欲は留まることを知らず、どんどん上向いている。当初はサニーレタス以外食べなかった個体も、チンゲン菜や小松菜と刻んで与えるうちに、単体でも食べるようになってきた。残していた茎も、今ではペロリ。嫌っていたカルシウムふりかけも気にせず、餌皿は連日カラッポに。

なんなんだろうねえ… やっぱり輸送のショックが大きかったんだろうか。そりゃそうだよなあ、何日間もの間飲まず食わずで、暗く狭い空間に押し込められていたんだから。自分がそんなことされたら、気が滅入ってしまいそうだ。リビアからはるばる、よくやって来てくれたと思う。

夏場はしっかり喰わせて、体力を付けさせよう。現地ではほったらかしになってたようで、まだ軽いのもいるからね。課題は、冬だ。温暖な地域に生息するため、キレーネは冬眠しないという情報がある。どこまで現地を再現し、どこからは飼育環境に馴染んでもらうのか… こういうののさじ加減が、腕の見せ所。難しくもあり、楽しいね。
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2015年06月21日

許そう、原虫は。

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先日おぞましい数の蟯虫が出てきたキレーネギリシャ。投与した駆虫薬の効果が気になって、また病院へ行ってきた。いくつかの糞サンプルを持って。

結果、持っていったサンプルから蟯虫は出なかった。投薬の効き目には個体差があるようで、たまたま1個体から出てきたということらしい。生きて出てきた回虫も、虫体がドでかいから死ななかっただけで、弱って排泄されたということのようだ。

だが、原虫はいた。顕微鏡で見せてもらったら(小さくて肉眼では無理)、あらまあお元気遊ばせ!丸っこいミジンコみたいなのが、レンズの向こうでピンピンピン。原虫の根絶は、難しいらしい。それこそ毎日、投薬しなければならないと。しかし自然界ではある種の共生をしてることは事実だし、生体にも害を与えない数まで減らすことは可能だ。線虫や回虫みたいなグロさもないなら、ある程度は受け入れるべきなのかもしれない。家畜化されていない、ガチ野生動物を完全に人間の思い通りにコントロールすること自体、ムリな話なのだ。

今回のキレーネ導入で、久しぶりに動物病院へ行った。こんなに動物病院へ通ったのは、21年の飼育歴でも初めてだ。先生とやりとりするうちに、医学的な専門知識もだいぶ蓄えることができた。野生動物の扱い方について考える、本当にいい機会になった。異ジャンルのリクガメの知識・技術から、ミズガメ系へのインスピレーションも得ることができた。管理が煩雑になることを恐れてリクガメ界への進出は躊躇していたが、得るものはとても多かった。リクガメについてはまだまだ初心者だけど、陸系と水系の相乗効果で、飼育レベルを上げていきたいね。

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でもお前は許さん。グロい!グロすぎる!!回虫め。
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2015年06月17日

ざわ・・・ざわ・・・

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藤原竜也主演の映画版だと、ざわざわざわざわ… ざわざわざわざわ…
白っぽいの、ぜんぶ無数の小さな線虫


餌も食べだし順調に立ち上がりつつあるキレーネだが… 拾ったばかりの糞を見てみると、驚愕の現実が!出たばかりの糞が、ざわ・・・ざわ・・・ 真新しい糞に、無数の線虫が蠢いて(うごめいて)いるではないか。

駆虫は、確実に行った。獣医さんに指示された通り、2回駆虫薬を投与した。しばらくは餌を食べてないせいもあり糞すら見る機会も無かったが、最近餌を食べだしたためか、今日初めて見る糞に… 無数の線虫がざわめいているではないか。
あああ、おぞましい!この世の悪夢!しかし怖いもの見たさで探ってしまうのが、この道の常。大きさは揃っており、導入当初に出てきた8mmくらいの奴というよりは、3mmくらいの子虫と言っていいサイズ。これだけ大きさが揃っているということは、ある意味駆虫の成果が出たということか?虫体は死んだけど、卵は生き残ってたみたいな。
 
いずれにしても、おぞましすぎる。週末には動物病院を予約して、一刻も早く駆虫薬を貰おう。女性が好むリクガメだけど、こんなん見たらショック死する人出るぞ、ほんと…

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雌2個体。このどちらかが出した。両方、持ってるか…
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2015年06月14日

劇的な、暗黒打開− キレーネギリシャ

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とても気に入っていたメス個体。1か月ぶりの食事だ!

1月前にやってきたキレーネたちだが… 大きな問題があった。拒食だ。
しっかり食べる個体もいた。しかし半数が、餌をまったく口にせず。来た当初にちょっと齧ったくらいで、一向に餌を食べない日が続いていた。食べる個体はしっかり食べるから、環境に問題があるとも思えない。眼差しも動きもしっかりしてるし、いったい何が気に入らないんだろう…

藁にもすがる思いで、リクガメの経験豊富なカメ友さんに教えを請うた。すると意外な返答が!リクガメの野菜として鉄板のチンゲン菜・小松菜コンビは、嗜好性に優れないという。野菜の中で好評なのは、ダントツでグリーンリーフレタスというではないか。いやあ、野菜はどれも似たようなもんだろうし、グリーンリーフにしたところで変わるはずが…

しかし、効果は激的だった。鮮やかなフリフリのグリーンリーフ、初めは慎重に匂いを嗅いでいたキレーネだが、堰を切ったように食べ出したではないか!それも拒食個体が全頭、モリモリと。元から食べていた個体も、争うようにむしゃぶりついている。衝撃だった。草食に特化した群というだけあって好みは様々だということを、まじまじと見せつけられた。

リクガメはハコガメ系の感覚では測れない群だということを、何もわかっていなかった。しかし一度食べだせば、その他の餌への移行は時間の問題だろう。ああ、よかった… もしゃもしゃと食む姿こそ、リクガメの醍醐味だからなあ。この1か月の胸の支えが、ようやく取れた。これから、暑くなる。夏の暑さを、しっかり食べて乗り切ってほしいものだ。

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全頭、信じられない勢いでモシャモシャと。これがリクガメの本来の姿

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奴らの通った後には、何も残らない
タグ:立ち上げ
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2015年05月30日

2頭目は、"産ませた"。

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持ち腹でやってきたキレナイカリクガメのメスたち。1号はサッサと自力で産んでくれたが、2号が産まず。抱卵のためか餌も口にせず、動きがない状況が続いていた。

今回の大量入荷便の出元はみな同じく、現地動物園(エジプト?)。同じ環境で飼われていたなら産卵の時期も概ね一致するはずで、産卵の知らせがあちこちで同時多発している。でも、産まない… そのピークから2週間過ぎても、2号は一向に産まないのだ。
そろそろ、嫌な予感がしてきた。カメには、産卵に適した時期がある。しかし、輸出入で長い時間を産卵に不適切な環境に置かれた個体は機を逸してしまい、自力で産まなくなってしまうことがあるそうだ。事実、とある獣医さんから、以前某種のフルアダルトが大量入荷した年に多くのメスを診察し、そのまま看取ったと聞いている。

ということで、病院にて産卵促進ホルモンを注射。今回は効果がバッチリだったようで、ポコポコと産み落としてくれた。前回の鼻水治療もそうだが、治療は早めが肝心!最近はこの思い切りを、何よりも大切にしている。野生環境とは違うんだからヘンに自己流でやらずに、頼れるところは頼ろうとね。

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この卵。1個は割れてしまった
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2015年05月26日

これが、リクガメの白濁か? − キレナイカギリシャ

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産卵から1週間以上が過ぎた、キレーネの卵。白濁してるんだかしてないんだか分からずで、半ばほっぽり投げていた。しかし夕方、見てみると… おお?なんか明らかに白いの来てるぞ!?5個のうちの一つに、白い墨を垂らしたような白点ができていた。灯りに照らすと、その部分だけが陰になるのでわかる。

これは、来たか!過去にリクガメを産ませたのは、受験シーズンの99年のだけ。夏になって食欲の無くなったギリシャを埼玉の動物病院へ持っていったら、めでたくご懐妊だったんだよなあ。カルシウム不足の指摘を受け、投薬を続けた結果、2個は機を逸し産み落としたものの、6個のうち4個を、しっかり掘って産んだ。
でも、孵化の仕方が悪かったのかなあ… 3か月経っても何も変わらず、しびれを切らして最後の1個を割った。するとアヒルの赤ちゃんみたいな胚が、卵の中でトクン・トクン… 無知とはいえ、なんともやりきれない思いだった。

その後進学の都合もありハコガメに絞った結果、まともにリクガメを飼育するのは15年ぶり。今回のはホントにラッキーだ。でもリクガメの孵卵は一癖あるみたいだし、いかにラッキーとはいえその後の管理が悪くては、孵化するはずもない。
ということで、改善したのは湿度の可視化。砂とバーミキュライト混合だった床材に、湿り気が分かりやすい赤玉土の極小粒を混ぜ込んだ。これで乾燥気味かつ湿り気を絶やさぬまま、3か月… 夏の真ん中には、結果が出てくれるかな?

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赤玉土によって、明らかに湿り気がわかりやすくなった。ちょっと湿度蓄えてしまったが、蓋の開閉で調整しよう
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2015年05月24日

初動が、肝心。 〜 治療その3・持ち腹

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雌2のレントゲン。先のメスよりやや小ぶりなためか、卵は1つ少ない4つ


○抱卵中
鼻水だったり虫が出てきたり前途多難な飼育開始だが、今回最大のラッキー!メス個体が、抱卵していたのだ。久しぶりのリクガメ繁殖のうえに、キレーネがどういう持ち方をするのか、分からない。メキシコユカタンなんかも、北米亜種と全然違う卵を産むからね。よって、レントゲンを撮ってきた。

・結果 4つと5つ!
なんと雌2個体が、そろってご懐妊中!まん丸の卵が、レントゲンに写っていた。うち1個体は診察翌日に産卵、現在孵卵中。もう1頭は産卵待ち。

・有精卵か否か
リクガメの卵は白濁が分かりづらいと言われており、キレーネもよくわからない。今回のアダルト個体大量入荷は、現地動物園放出という触れ込みだ。なら飼育管理は間違いなく、屋外の雑多飼いだろう。既に交尾は済んでるだろうから、有精卵の可能性高し。焦らず、気長に待つことにしよう。
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2015年05月23日

初動が、肝心。 〜 治療その2・寄生虫

おぞましい出来事が・・・。最近買った某リクガメに、すごい寄生虫がいた。グロR18指定なので、閲覧は覚悟のある方のみお願いします。続きを読む
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